FLSTS Owners Group

FLSTSを愛する人達により結成されたFOGのウェブサイト。ブログには管理人の日常を記録しています。

ソロテント泊 in 北岳 (標高3000mでキャンプ♪♪編)

2012年夏休み。
僕の唯一の自由な時間(2日間)は、ハーレーでキャンプツーリングではなく、
今回は登山を選びました!!



向かった先は南アルプス北岳。
富士山に次いで日本で標高第2位を誇る山です。
そんな所に今回はソロで行って来ました(^▽^)/
不安な気持ちは山々。果たして無事に下山出来るの??でしたが、
今回は最高に素晴らしい山行になりましたよ!!
写真テンコ盛り&長~いレポですが許して下さいね~(*^-^)

それでは初日のレポ、キャンプ編です。



家を12時に出発。眠い目を擦りながら一人高速で韮崎まで走ります。
今回行った芦安にはもちろん行くのも初めての場所だったけど、
ナビの付いてない嫁ちゃんの軽でも青看頼りに行けば迷う事無く行く事が出来ました。
登山口へと向かうバス乗り場、芦安温泉の市営無料駐車場に深夜2時過ぎに到着。
酒を飲んで少しでも寝ようと頑張ってみたものの興奮のあまり寝付けません。
結局30分程度寝たか寝ないかって位で周囲がザワザワし始め、僕も外へ出てみる事に。
時刻は4時半。タクシーが続々と駐車場に入って来ます。
それまで車に居た登山者がぞろぞろとタクシーの前に並び始めたので、
僕も急いで準備を進めてタクシーに乗り込みました。
そして始発便のタクシーが5時過ぎに出発します。
ここ芦安駐車場から広河原まで、乗車料金は1100円でした。

IMG_7511.jpg

途中、夜叉神峠でゲートが開く5時半までしばしここで休憩です。
ここから先はシーズン中はマイカー規制。
それなんでバスかタクシーでないと先に進めません。徒歩って手段もありますが(^_^)

IMG_7514.jpg

ここ夜叉神峠には鳳凰三山に登りに行く方々がたくさんいました。
僕も近々登りに行きたい山。
ここに来るまで登山口がどこにあるとか地図だけ見ててもさっぱり??でしたが、
こうやって実際に足を運んで来てみると地形が理解できますねww
Kさん鳳凰三山の登山口バッチリ押さえましたよ!!
近々行きましょうね~!!

そしてタクシーで走ること30分。
北岳の登山口、そして北沢峠行きのバスの乗り換え場である広河原に到着です。
バス停の脇には広河原インフォメーションがあります。
ここで登山計画書を書いて提出しました。

IMG_7516.jpg

始発便で来たにも関わらず物凄い数の登山者に正直驚きました。
バスを乗り換える人、北岳に向かう人、本当に皆さん朝が早いです。
僕も皆に続けと重たいバックパックを背負い、午前6時半に広河原を出発しました。

IMG_7518.jpg

この日の天気は曇り。
時折、晴れ間も出るけど肝心の山頂の方は全く見えません(泣)
雨覚悟で来たとは言え、やはり天気が良い方が良いに決まってます。
頼む!!これから晴れる事を祈って一人黙々と歩き出しました。

IMG_7521.jpg

登り出してしばらくは里山のような道が続きます。
写真には写ってないけど登山道脇には沢も流れてます。

IMG_7527.jpg

30分程で樹林帯から抜け出し、ここからしばらくは岩ゴロの沢道を歩きます。

IMG_7529.jpg

今回のバックパックの重さは23kg。
またまた無駄な物をたくさん持って来たんで重量級になりました(;^_^
この重さが体に良い感じで応えます(笑)
水分を取りながら小まめに休憩。
今回の行動食は、バナナチップス、ナッツ4種類、レーズンをジップロックに混ぜ合わせた物。
初めて好きな物だけを混ぜ合わせて作ってみたけどこれが正解。
最高に旨かったです(^_^)

IMG_7531.jpg

こんな晴れ間が出たかと思うと、

IMG_7533.jpg

あっと言う間にガスの中へ。

IMG_7534.jpg

このガスさえなかったら素晴らしい景色が見れるんでしょうが・・・
幸い雨が降ってなかったんで、それだけが全ての報いでした。

IMG_7539.jpg

同じような景色の中をダラダラ歩いてると疲れも一気に貯まってきます。
良い感じに体力も消費し、そろそろ休憩がしたいなぁ~って思った頃に、
4つのコースの分岐点である大樺沢二俣に到着です。
広河原を出発して約2時間。
標準タイムより少しだけ早い位のペース。
このバックパックの重さなんでまずまずですかね(^_^)
ここでたっぷり水分補給して、しばし休憩です。

IMG_7541.jpg

天気が良いとここから山頂や八本歯のコルへと続く雪渓が見えるようですが、
この日はガスで全く見えません。
一体、今自分がどこら辺を歩いていて周りがどうなってるのかサッパリです。
景色が良いのと悪いのとでは疲れかたも全然違ってくるだけに・・・
残念です(泣)

IMG_7542.jpg

それでも休憩場所のすぐ脇で雪渓の凄さを見る事が出来ました。
8月なのにこの厚さときたらハンパないですね。
この雪渓のお陰で周囲は冷んやり。
汗だくで疲れた体が蘇ります(*^-^)

IMG_7536.jpg

ここ二俣からは雪渓ルートを歩く左俣ルートか、小太郎尾根へと向かう右俣ルートに分かれます。
僕は北岳片ノ小屋ががこの日の目的地だったので右俣ルートで先へ進む事にしました。
って、本当はガスで視界の悪い雪渓ルートを一人で歩くのが怖かっただけなんですが(;^_^

気合を入れて急登に挑みます!!
がっ、すぐに撃沈。ここからの登りが今回の山行で一番辛い登りになりました。
本当に辛かったんです・・・(-。-;)

IMG_7549.jpg

風も無く木々の中をひたすら登り続けるんです。
おまけにここに来て雨まで降ってくる始末。
幸いカッパを着る程でもなかったので僕はそのまま登る事に。
がっ、思いの他ペースが上がりません。
5分程歩くと両膝がつって・・・
足を休ませては少し歩いての繰り返し。
正直、あまりの膝の痛さにここで引き返そうかと思ったくらいです(汗)
それまで快調だったペースが一気に落ちて、この登りでかなり時間をロスしてしまいました。

IMG_7546.jpg

今までの経験上、膝が痛くなっても景色が良いとかなり回復するのが僕の体なんですが、
時折木々の間から見える景色はご覧の通り。
も~、周りの状況が全くつかめません!!
一体今僕はどこら辺を登ってるの??
そんな焦る気持ちが必要以上に体力を奪う原因にもなりました。

IMG_7547.jpg

歩く事数時間。
はぁ~、早くこの登りから開放されたい!!って思ってたら、
なんとかこの辛い辛い登りを登り切りました(^▽^)/
草スベリコースとの分岐に到着です。

IMG_7550.jpg

ここまで来ると安心感からかそれまで痛かった膝の痛みが一気に和らぎました。
それまで遅れた時間を取り戻すかのようにペースを上げて小太郎尾根を目指します。
大幅にタイムロスしたかと思ったけど、それでも標準タイムの2時間半で尾根へと出る事が出来ました。
既に標高は2900m。ここまで来たら小屋まではもうすぐ。ファイト~!!

IMG_7560.jpg

ところが尾根に出た途端に風と雨が凄い事になってました。
僕も急いでカッパを着ます。
気持ちばかりが焦って先へ先へと急いでたけど、ここで気を抜くと非常に危険。
足元に注意しながら先へと進みます。

IMG_7556.jpg

ガスが無かったら遠くが見えて、これが尾根を歩く醍醐味なんですが・・・(泣)
これだけが本当に残念でした。
だけど小屋が近づくにつれ雨は小降りに。

IMG_7561.jpg





そしてついに、





広河原を出発して約5時間。時刻は午前11時半。





この日のゴール地点である北岳片ノ小屋に到着しました!!

IMG_7564.jpg

キタ~\(^▽^)/標高3000m!!

今までの最高地点だった赤岳の標高を超して初3000m超えです!!
特別速いペースでもなく遅くも無く、ほぼ標準タイムに近い到着だったけど、
一人でここまで来れたんでOKOK。
無事にここまで着いた事がなによりなんですww
いやぁ~、それにしても疲れた。
このまましばらく休憩タイムといきたかったけど、雨が降ってない隙に寝床を確保しないといけません。
小屋でテント泊の受付を済ませて、

IMG_7581.jpg

急いでテントを張りました。
テント場は小屋の一段下に下った所にあります。
これだけで尾根で吹いてた強風がだいぶ和らぎます。
テント場は平らな場所も多くペグも地面に刺さりました。
1泊500円にしては本当に良いキャンプ地です。

IMG_7576.jpg

そして一人テントを張ってると、この日1回目の奇跡が起きました!!



これです。

IMG_7566.jpg

雷鳥の親子発見!!

僕のテントのすぐ近くに雷鳥の親子が寄って来たんです(^▽^)/
どうしてこんなに興奮するかって??
実は僕、山を始めて4年目にして雷鳥を見るのは初めてなんです。
雷鳥風の鳥は何度も見た事あるんですが(爆)
Kさん、先に見ちゃいましたよww
人間慣れしてるって事は本で読んで知ってたけど、これ本当でした!!
近くによって写真を撮っても怖がる素振りすらしません。
あぁ~、癒される~(^_^)
がっ、雷鳥を見てこんなに興奮してたのは僕だけ。
雷鳥がいなくなった後の恥ずかしさときたら・・・

そしてこれが本日の僕の寝床!!
疲れた時こそ設営が楽なアラックは本当に最高ですなぁ。

IMG_7583.jpg

テントの設営も終われば後は好きなだけくつろげます。
天気も視界もイマイチなんで本日山頂に向かうのは止める事にしました。
今日はゆっくり標高3000mでキャンプを楽しむ事にします♪♪
まずは小屋の偵察から。すかさずビールをゲット!!

IMG_7579.jpg

普段ビールは飲まない僕ですが、山で飲むこの一杯だけは本当に旨い。
あ~幸せ(*^-^)

その後、テントに戻ってから昼食代わりに行動食を食べてながら一人飲み開始です。

IMG_7574.jpg

今回の山行から導入したワイン専用のボトル。
前回の常念岳での反省を活かして持って来ましたが、軽量化にも繋がるしゴミも減るしGOOD!!
良い感じです(^_^)

IMG_7569.jpg

天気が良かったら絶景見ながらくつろげるんですが、
こうやって外で飲み食いしてたのも束の間、

IMG_7590.jpg

ガスが出て雨が降ったり止んだり、時折台風並みの風にテントが揺さぶられます。
その後テントで3時間位昼寝して、起きて時計を見たら17時でした。
ちょうどこの時雨が止んでたので晩飯にする事にしました。

IMG_7585.jpg

この日のご飯はカレーライス。
ご飯は白飯ではなくカレーピラフです。贅沢でしょ(笑)
朝からまともに炭水化物を取ってなかっただけに最高に旨かったなぁww

IMG_7586.jpg

そして夕方、なんと少しだけ青空が!!

IMG_7588.jpg

これで天気も回復??
と思ったのも束の間、その後再び雨雨雨。
風も強くなってテント内での生活を余儀無くされました。
結局その後も殆どガスが取れる事は無かったけど、
日が沈む頃にトイレに行くと雲の合間から夕日が少しだけ見えました。

IMG_7595.jpg

のんびり夕日を眺めたかと思うと、またしても雨が降り出し急いでテントへ。
まぁこれが標高3000の天気ですかね(;^_^
色々な意味で地上とは全てが桁違いでした。
天気が良いと最高の景色を楽しませてくれるんでしょうが・・・

前日殆ど寝てない僕の体は疲れがピークに。
19時頃に寝袋に入ったと同時に爆睡でした。

途中、深夜1時頃トイレに行きたくなって目が覚めます。
テントを叩き付ける雨の音が聞こえません。
これはもしや?!って思ってテントの外へ出てみると、
空には満点の星空が広がってました(^▽^)/
地上では絶対に見れない数の星。最高に綺麗でした!!


そしてこの時、またまた良い事が起きました。
何と本日2度目の奇跡!!

IMG_7605.jpg

夜景が見えたんですww

昼間からあまり良いとは言えない天候だったけど、
雷鳥に満点の星空に夜景に素晴らしい景色を見れたんで最高でした♪♪

小屋で見た天気予報では翌日の天気は午前3時から晴れ!!
見事に予報的中でしたね。
これは朝が期待できそうですなぁ(^_^)
この後、テントの外で一服して再び寝袋へ。
目覚ましが鳴る午前4時まで気持ちよく寝る事が出来ましたzzzz


そして翌朝、果たして3度目の奇跡が起きたのか?!


続編に続きます(^_^)


ブログランキングに参加してます。
ポチッと押して下さい。応援お願いしま~す!!
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村