FLSTS Owners Group

FLSTSを愛する人達により結成されたFOGのウェブサイト。ブログには管理人の日常を記録しています。

今期初のテント泊 in 権現岳(2日目)

山での楽しみ方は人それぞれ。
景色を楽しむのはもちろん高山植物や自然との触れ合いなど、
山に行く人の数だけ楽しみがあるんだろうけど、
僕達が最も楽しみにしてる事と言えば山で見る絶景!!これに尽きます。

IMG_0135.jpg

それと歩き疲れた後に飲む一杯ね(笑)
下界では絶対に見る事が出来ない景色&味わう事ができないこの旨さ。
これを一度味わっちゃうと、山は止められなくなるんですよね。
その日にその場所に居た者だけが味わえる優越感・・・
今年もこれを求めて僕達は山に向かいますww



久々に20キロオーバーのバックパックを背負って歩いた上に、
良い感じに体内にアルコールが回ってくれたお陰で昨日は本当に良く寝れましたww
いつもなら夜中に目が覚めて何度か外に出て星空を確認するんだけど、
さすがにこの日は一度も起きる事無く熟睡でした。
午前3時にセットしたアラームで目を覚ましテントの外に出ると、
周りの方もごそごそ準備をやってます。
山の朝は本当に早いですね。
Kさんも既に起きてたようで、テントの中で準備をしてました。
僕も急いで準備をし、口の中にたっぷり水分を含ませて半分寝てる体をたたき起こします。
朝食は抜き。
高カロリーのゼリーと行動食をつまむ程度です。

IMG_0096.jpg

午前3時50分。
ヘッドライトの明かりを頼りに権現岳へ向けて歩き出します。

IMG_0098.jpg

IMG_0099.jpg

テント場から山頂までの登山道は編笠山とは大きく異なります。
山頂ギリギリまで木々に覆われてた登山道の編笠山に対し、
権現岳への道は少し歩けばすぐに森林限界。
視界が開け自分の歩いてる周りの景色が疲れを癒してくれるようになります。
薄っすら空が明るくなってきました。
下界の表情はこんな感じです。
お~、少しだけ夜景が見えるでは!!

IMG_0100.jpg

出発時はヘッドライトが無いと前が見えない位暗かったのに、
午前4時半をまわると周囲はこんなに明るくなりました。

IMG_0104.jpg

目の前に見える山がギボシ(権現岳の相方)。
奥が権現岳。
近くに見えるんだけど意外に距離長いんです。

IMG_0108.jpg

朝日に染まって辺りが少し赤くなってきました。
急げ急げ!!
少しペースアップして先へ先へと歩きます。

IMG_0113.jpg

ギボシに近づくと岩場の道が多くなります。
高度感あってなかなかスリリングです。
舐めてかかれば大惨事になりますよ。気を引き締めてゆっくり確実に。

IMG_0114.jpg

トレッキングポールは閉まって、鎖を使いながら通過します。

IMG_0115.jpg

背後に青年小屋が見えるようになりました。
だいぶ歩いてきたように見えるけど、まだこれでも半分くらい。
ここからが難所なんです。

IMG_0117.jpg

先へ先へ急ぎたいけど、この絶景が邪魔するんですよね。

真っ赤に染まりだした南アルプス!!

IMG_0118.jpg

こちらは北アルプス。
槍の穂先がハッキリ見えます。

IMG_0120.jpg

富士山。
あ~、本当に綺麗ですなぁww

IMG_0121.jpg

僕が昨年ソロで登った北岳(^_^)

IMG_0122.jpg

ギボシから権現に続く尾根まで行かないと東の空が見えません。
ご来光はもうすぐ。
ヤバイ、急げ急げ!!

IMG_0124.jpg

ペースアップして急ぎたい気持ちは山々なんだけど、
ギボシの直下は危険な岩場の連続で僕達の足を阻むんです。

IMG_0128.jpg

下を見ると足がすくみますね。
慎重に慎重に足場を選びながら歩きます。

後ろに見える大きな丸い山は昨日登った編笠山。
昨日は景色はさっぱりだたけど、今日はあちらも良さそうですわ。

IMG_0129.jpg

無事難所をクリアしてギボシを越えると、




はいはいはい、ついに見えましたよこの絶景!!



ご来光です(^▽^)/

IMG_0131.jpg

雲海も綺麗に出てますww
ふ~、ギリギリセーフでした(^_^)
本当は権現岳の山頂から見たかったけど、出発時刻が遅かったようで間に合いませんでした。
だけど、こうやってご来光が見れる場所までたどり着き見れただけでもOKOK!!
これが見れるのと見れないのとでは山行の楽しさが数十倍も変わってきますからね。
天気が悪いのはもちろん、ちゃんと見える場所まで行かないと見えないし・・・
ご来光+雲海は色んな条件が揃わないと見れません。
それだけにこの絶景が見れた喜びときたら最高の一言っす!!
これが次の山行に繋がるモチベーションにもなるんですよね。


ギボシから権現岳へと続く稜線。
権現岳のオベリスクがはっきりと見えます。
山頂直下に見えるのは権現小屋です。

IMG_0132.jpg

しばらく歩くのを止めてKさんと二人、絶景を楽しみましたww

IMG_0136.jpg

権現から赤岳へと続くキレット。
いつかここも歩いてみたいですなぁ。
奥に見えるのが八ヶ岳最高峰の赤岳。

IMG_0139.jpg

権現岳直下にある権現小屋です。
ここにテント場があれば最高なんですがここは小屋泊のみなのが残念です。
ちょっとここで僕のお腹が限界に達した為トイレをお借りました。
余談だけどここのトイレは今まで山で見てきたトイレの中でもトップをいく位綺麗でした!!
これだけ綺麗なら山でトイレが苦手な人でも大丈夫そうですね。
僕もその内の一人なんですが・・・(笑)
トイレはもちろん有料。使用料は100円です。

IMG_0143.jpg

小屋を越すと現れるキレットへの分岐点。
権現岳山頂はもう目と鼻の先です。

IMG_0144.jpg





しばらく歩けば、




権現岳(2715m)山頂!!

IMG_0149.jpg

早朝に出発してから歩く事約1時間半。
途中景色を堪能したりトイレ休憩したりと色々やってからチト遅くなったけど、
それでも標準タイム。
上出来でしょ(*^-^)


天に突き刺さるこの剣も権現岳の象徴でもありますね。
何時の時代に作られて誰が持って来た物なのかは謎だけど、
こうして何十年もの間、天に向かって突き刺ささり山頂を見守ってるんですね。
歴史を探ると色々ありそうで何だかワクワクしちゃいますww
しかし立派な鉄剣だ!!

IMG_0157.jpg

実際に抜いて手にとってみようと試みましたがもちろん抜けませんでした(笑)
はい嘘です!!(爆)

地蔵岳ほどの規模はないけど、
ここ権現岳にもオベリスクと呼ばれる奇怪な岩がいくつかあります。

IMG_0151.jpg

山頂の岩はさすがに怖くて登れなかったので、
周りの登りやすい岩で記念撮影。

IMG_0159.jpg

山頂からの絶景です。

南アルプスに、

IMG_0167.jpg

北アルプス、

IMG_0169.jpg

権現岳山頂オベリスクと富士山。
本当に素晴らしい眺めです。

IMG_0170.jpg

写真に納まってなかったけど、中央アルプスに御岳山まで、
この日は日本の名峰達が姿を見せてくれました!!
いやぁ~、今季初のテント泊からこんなに景色を堪能させてもらって良いのでしょうか??(笑)
スタートが良いだけに以後大丈夫か心配になりますが・・・
今年は天気運に恵まれてる証拠っすね。
良かった良かったww

山頂で1時間程景色を楽しんだ後、テント場へ向けて下山です。
この日に権現岳山頂付近からご来光を楽しんでたのは僕達を含め他に数名程度。
山頂で1時間程遊んでたにも関わらず山頂に来たのは数名でした。
って事は早朝にザワザワ準備してた方々は早起きして何処に向かってるの??
編笠山に行ったのかなぁ??

IMG_0175.jpg

な~んて話しながら下山してると、早朝に準備してた方々が続々と登って来てました(笑)
「早いね~、ご来光は見れたの??良いね~」って・・・
あんなに早起きするなら出発すればいいのに(^_^)
北アルプスに来る人は朝の活動が物凄く早いだけに、
こののんびりした八ヶ岳の雰囲気にはチト驚きました。
だけどこういったのんびりプランで山に登るのも良いなぁとも思いました。
山での楽しみ方は人それぞれですからね。
しかし、今朝の山頂からの眺めが素晴らしかっただけにもったいない。

IMG_0179.jpg

権現岳がだいぶ遠くになりました。
初めて来た山だったけど、ずっと前から来たかった山。
本当に素晴らしい山でした権現岳。
また必ず来るからね~!!

IMG_0180.jpg

下りはサクサクと歩いて50分位でテント場に。
同時に腹ペコの胃を満たすべく朝飯作りに取り掛かりました。

IMG_0183.jpg

朝から炭水化物をガッツリ!!
豚骨ラーメンにチャーシュー&メンマ&煮卵をトッピング。
朝からゴージャスですね。
お味はもう最高!!

IMG_0184.jpg

昨晩はつまみで腹イッパイになったせいか、まぁ炭水化物が旨いったら何の!!
ラーメンにご飯の組み合わせはカロリー高めだけど山では最強のメニューですわ。

IMG_0185.jpg

腹イッパイニなった後、ダラダラモードで撤収っす。
この日の天気は前日と打って変わって太陽光全快!!
最高の山日和だ。

IMG_0188.jpg

日帰り組が続々と小屋に向かって来てます。
この日も小屋は多くの登山者で賑わうんですかね。
青年小屋、素晴らしい小屋でした。
今度は小屋で酒を飲みたいですねww
また来ますね~(^_^)

IMG_0189.jpg

午前8時45分。
青年小屋を出発です。

IMG_0191.jpg

帰りは押手川ルートで観音平まで。
コースタイムはゆっくり歩いて2時間半位でした。
今期初のテント泊はこれにて無事終了です。

IMG_0192.jpg

心配だった天気にも両日恵まれて、
まさに今シーズンデビューするには最高に良い山行日和になりました!!
体力の方も大丈夫そうだし、山での醍醐味である絶景も見れたし、
何一つ文句のないテント泊でしたww
次回は北アルプスの地に重たいバックパックを背負って行って来ます。
ではでは、何処かのキャンプ地で見掛けたら声掛けの方お願いします。
最高に旨いお酒でお出迎えしますので一緒に宴会しましょう(女子限定)。嘘です!!(笑)

IMG_0196.jpg

Kさん、もう重たい物を背負って行くの止めようかなぁ・・・
な~んて弱音を吐くのは無しですからね~(笑)
山でも地上と変わらぬキャンプをする!!
これが僕達のスタイルなんで貫きましょうね~(^_^)

お終い。